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資金管理とは?できないと確実に投資で成功できません

「どれくらいのリスクをとればいいのだろうか」
「なぜ資金管理が重要なのかわからない」
「資金管理の方法を知りたい」

という方に向けて書いています。

過去の私は勝てる手法があれば投資で成功できる、そう過信して、過去に100万円ほど損失を出しています。勝率は悪くないのですが、レバレッジを張りすぎたギャンブルトレードだったのです。

その時、資金管理の知識があれば、そんな失敗をすることはあり得ませんでした。

今回の記事は、そんな方を一人でも減らすための記事です。

記事内容は、

・許容リスクについて
・資金管理の重要性
・資金管理の方法

について紹介します。

それではいきましょう。

許容リスクについて

Forextechで推奨する許容リスクは、1回の損切は資金の2%までです。
投資経験が浅い方には、1%未満での取引をオススメします。

「なぜ2%以下なのか」

それは、投資において取引できなくなることが一番のリスクだからです。
投資を継続していくことによって、蓄えられる知識や経験が「投資への成功」につながります。

2%以下の取引であれば、数十回負け続けたとしても、資金は残ります。
そのためにも、2%以下のリスクが最適です。

資金管理の重要性

始めて投資をするとき、手法などのテクニックに意識が向きがちです。
しかし、いくら完璧な手法をもってしても、資金管理が適当だと効果を発揮するどころか、損失につながります。
資金管理の重要性について2点ほど、理解してもらいたい内容があります。

・プロスペクト理論
・バルサラの破産確率

順に説明します。

プロスペクト理論

プロスペクト理論は行動心理学のひとつなのですが、
投資において重要なことは、「人間は心理状況によって不合理な行動をしてしまう」という内容です。

投資の世界で多くの退場者が出ているのは、この心理状況を克服できないからです。

たとえば、

 

2つの箱があって片方だけ選べるというゲームがあるとします。
片方には50万円、もう片方には何もありません。

 

このゲームではどちらかを選択すれば、2分の1の確率で50万円が手に入る可能性があります。この内容は参加者にとって、とても有利なルールです。

 

しかし、あなたにはもう一つ選択肢が存在します。
それは選ばないという選択肢です。選ばない場合は、20万円を手に入れることができます。

 

この状況の場合、多くの人が「確実に手に入る20万円」を選択します。

 

人間はリスクを回避することに意識が向いてしまい、何も入っていない箱(リスク)を恐れてしまいます。

 

合理的に考えれば、2分の1の確率で50万円が手に入るので、ゲームに参加することが最もお得です。

選んだ場合、1つの箱に対する期待値としては、50万円の半分の25万円となります。選ばない場合、20万円です。結果、選ぶことの方が5万円ほど高い期待値となります。

金額が上がれば上がるほど、このリスクを恐れます。

「2分の1の確率で500万円」と「確実に手に入るのが200万円」であれば、より後者を選びます。

FXにおいても同じようなことが言えます。
資金に対しての損失の金額が増えれば増えるほど、人は合理的な判断ができなくなります。

資金管理をおろそかにしたせいで、ルール通りの取引ができない、それは避けたいことです。

合理的判断をするために資金管理をすることが重要です。

バルサラの破産確率

バルサラの破産確率というものが存在します。(クリックで拡大できます)

バルサラの破産確率表

この表は、損益率と勝率からその取引を繰り返し続けた場合の破産確率を表示しています。
(表は資金に対して1%の損失許容額の場合です)

勝率=勝ちトレード数÷総トレード数
損益率=平均利益÷平均損失

この表から理解してほしいことは、1つだけです。

それは、勝率50%で損益率1の状態でも破産するということです。

10回トレードして、「勝ち5回」「負け5回」
損失額が毎回1%だったとしても、その取引を続けていくと破産につながります。

たとえば、

 

100万円資産があって10%の損失で決済、10%の利益で決済、勝率は50%という内容だとします。

 

はじめに勝つと、資産が110万円になります。
次に負けた場合、110万円の10%の損失なので、99万円になります。
次に勝った場合、99万円の10パーセントの利益なので108万9千円になります。

1回ずつ勝って負けた場合のグラフです。

 資産100万円
勝ち 110
負け 99
勝ち 108.9
負け 98.1
勝ち 107.8
負け 97
勝ち 106.7

このように勝率50%で損益率が同じ場合であっても破産は確実です。今回はリスク許容度が10%でしたが、許容度が高くなればなるほど、破産までのスピードは格段に早くなります。

破産しないために資金管理することが重要です。

資金管理の方法

取引するたびに資産に対して割合(%)で損失を固定する方法がオススメです。

資金管理の方法として、Pipsを重視した取引をしている方が多いように思います。
しかし、許容リスクさえ守っていれば、Pipでの損失設定よりも幅広い取引が可能です。

たとえば、

画像のような場面の状況があるとします。

あらかじめ、ルールとして損切りを15Pips未満と設定している場合、ここでのエントリーはできません。
しかし、自分の資産に対しての許容額をあらかじめ決めておけば、取引量を少なくすることで、ここでのトレードが可能です。

15Pipsで損失を1万円と決めていた場合は、30Pipsで損失を1万円になるように取引量(ロット数)を変更すればいいという内容です。

取引するたびに損切の幅や資産が変動していき、計算するのが大変だと感じるかもしれませんが、投資で成功するためには必要な作業です。

損失を許容リスクから決めておくことがオススメです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、資金管理に関する記事でした。

内容を簡単にまとめました。

まとめ・許容リスクは2%以下がオススメ

・投資で成功するためには、投資を継続できる環境が必要

・リスクが大きすぎると、人は不合理な行動をしてしまう

・勝率50%で損益率が1なトレードでも破産する

・リスクは、固定Pipsではなく損失額を固定の割合(%)で取る

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